Send Itのご紹介
著者:Finnian Brown
4 分で読めます
現在の送信コマンド設定に合わせて、2026年10月12日に更新しました。
音声入力で文末まで書けても、最後はキーボードに戻る。これまではそうでした。
小さな操作ですが、少しもどかしく感じます。全部声で伝えたのに、送るためだけに手をキーボードへ戻さなくてはいけません。
Send Itは、その最後のひと手間をなくします。メッセージの最後に「送信して」と言うと、Aquaはコマンドを文章から取り除いて入力し、送信コマンドの設定に従って送信します。
使い方
Send ItはRealtime Modeで使えます。話している間、言葉がAquaのツールバーに表示され、終了するとアプリに入力されます。
標準設定では、ハンズフリー操作を始めるとRealtime Modeになります。新しいショートカットを覚える必要はありません。音声入力やEdit Modeと同じAquaキーを使います。
- Aquaキー(MacではFn、Windowsでは右Alt)を2回押すか、押したままスペースをタップして、ハンズフリーのセッションを開始します。
- メッセージを話し、最後に「送信して」と付けます。
コマンド自体がセッションを終了します。Aquaは聞き取りを止め、メッセージを入力し、送信コマンド設定を適用します。設定の起動方法で常にリアルタイムを選べば、Aquaキーを押している間も使えます。Instant ModeやEdit ModeではSend Itを使えません。

「朝会を10時に変更することをチームに伝えてください。送信して」と言えば、「朝会を10時に変更することをチームに伝えてください。」という文章が入力され、送信されます。コマンドの言葉はメッセージに残りません。指示として扱われます。
送信の意図を読み取る
日常的な言葉をコマンドにすると、その言葉を普通の文章として使いたいときに誤作動しないか気になります。
Aquaは単なるキーワード一致ではなく、発言全体から意図を判断します。
発言 | 動作 |
|---|---|
| 「遅れています。もうすぐ着きます。送信して」 | 送信 |
| 「明日それを送信しておきます」 | 文章として残る |
コマンドは発言の最後にある必要があります。その後も話し続けた場合は、通常の音声入力として扱われます。
決まった一言を正確に覚える必要もありません。英語では「send it」「send」「send message」に加え、「please send this message」のような丁寧な表現も使えます。近い言い方にも対応します。
自分の言語で使う
Send Itは英語だけの機能ではありません。次の言語では、自然な表現で送信できます。
言語 | コマンドの例 |
|---|---|
日本語 | 送って・送信してください |
スペイン語 | envíalo・envía el mensaje |
フランス語 | envoie-le・envoie le message |
ドイツ語 | schick es ab・abschicken |
ロシア語 | отправь・отправь сообщение |
英語の「send it」は、Realtime Modeの対応言語でも使えます。言語を変えても、覚えたコマンドをそのまま利用できます。言語の自動検出とイディッシュ語はInstant Modeを使うため、Send Itは利用できません。
対応する場所
Send ItはmacOSとWindowsで使えます。
Aquaは、さまざまなアプリのカーソル位置にテキストを入力します。Send Itで送信できるのは、チャット、メール、プロンプトなどです。押されるキーは送信コマンドの設定によって決まり、自動を選んでいる場合はアプリと入力欄に応じて変わります。
最後の動作を選ぶ
設定 → 送信コマンドで、文章を入力した後の動作を選べます。新規設定では自動が標準です。以前から利用している環境では、過去の選択が引き継がれる場合があります。
自動を選んだ場合:
入力先 | Aquaの動作 |
|---|---|
Slackのメッセージ | Enterを押す |
GmailやOutlookのメール本文 | Macでは⌘+Enter、WindowsではCtrl+Enterを押す |
メモやWordの文書 | 文章を入力し、送信キーは押さない |
自動では、アプリやウェブサイトと、フォーカスされた入力欄を確認します。認識できないアプリではEnterを使います。自動の代わりに、Enter、⌘+Enter(Mac)、Ctrl+Enter、貼り付けのみを指定することもできます。この設定はアプリ全体に適用されます。貼り付けのみの場合、「送信して」でセッションは終了し、テキストも入力されますが、送信は自分で行います。
最後の2秒をなくす
話すのをやめてコンピューターを操作するたびに、思考の流れが途切れます。Send Itは、その最後の操作をなくします。考える、話す、届く。
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